横隔膜の上下運動で神経電流が脳幹に到達し視床下部に指令
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最高司令官への命令書、その正体は・・・「横隔膜」!!!
前回の健康WEB講座【第6回目(前編)】にて
お伝えした、「腹式呼吸」。
そしてこの「腹式呼吸」こそが、
人間の生理システムの全てをコントロール
している最高司令官、
「視床下部」
に「自分の側から」命令(コマンド)を与える事ができる、
唯一の無二の「方法」なのです!!
・・・さて、腹式呼吸は「横隔膜」と呼ばれる
筋肉の膜を、上下運動させてする呼吸であると
お伝え致しました。
実は・・・
この横隔膜の上下運動そのものによって、
「視床下部」に指令を与える事ができるのです!!
ちょっと難しいかもしれませんが、
極めて大事な根拠となる部分なので、
以下詳細説明を。
腹式呼吸によって横隔膜が動く際には、
「筋紡錘」や「肋間筋」から「神経電流」が生まれます。
※筋紡錘=筋肉の収縮状態を感受する器官。
※肋間筋=文字通り肋骨と肋骨の間に
張り巡らされている筋肉。
※神経電流=神経に指令を起こす信号
(厳密には実際のあのビリビリした電気の電流ではない)
この「神経電流」が呼吸中枢である延髄を通って
視床下部までに達し、「脳幹(視床下部の属す部位)」
を活性化させます。
はい、ここですごい事実が判明したわけですが、
横隔膜を運動によって、
[tip]「ダイレクトに視床下部を活性化」[/tip]
させる事が可能、と言うわけなのですね。
横隔膜の上下運動・・・
これさえしっかりとマスターすれば、
最高の叡智をもってして人体を司る
「視床下部」
に、人為的にプラスの影響を与える事ができる、
と言うわけですね。
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