セロトニンはブレーキをかける役割を持ち、さらにメラトニンの材料となります
【勇飛健康講座】うつ(鬱)とストレス改善
前回からの続き。
セロトニンについての説明となります。
実はこの「セロトニン」こそが、
うつ(鬱)病や自律神経失調症をふっ飛ばすための
「真打ち」となりますので、今回の講座は心して
受講していただければと思います。
【セロトニン】
★働き:
・神経伝達物質分泌にブレーキをかける。
⇒ドーパミン、ノルアドレナリン等、他の神経伝達物質の
分泌量に制限等の調整をかけます。
これがうまく働かないと神経伝達物質の分泌システム
そのものが崩壊してしまうと言う、
大変大変重要な働きです。
逆にうまく働いていれば、「精神安定効果」を得られ、
不安や恐怖、怒りからの影響を減らし(プレッシャーに
強くなる)、前向き・活発な気持ちになれます。
・睡眠コントロール
⇒「メラトニン」と言う、有名で超重要な眠りを誘う、
「睡眠ホルモン」がありますが、実はなんと、
この「セロトニン」が元の材料となって作られているのです!!
※詳しくはまた後日ご説明します。
・体温調整の働き
⇒地味ですが、これも超重要。
★不足時の不具合:
セロトニンが不足すると、神経伝達物質の分泌に歯止めが
かかりにくくなります。
例えばドーパミンが過剰分泌されると快楽を求め続ける
中毒症状が出ますし、ノルアドレナリンが過剰分泌されると
不安や恐怖、怒りが強く出て、精神的に不安定となります。
(以前ご説明した「躁状態」となってしまいます)
ちなみに、強いストレスはノルアドレナリン分泌量を過剰に
増加させるのとは逆に、減少させてしまう場合も多いのです。
著しく減少すると、無気力・無関心状態となってしまい、
「うつ(鬱)」に陥ってしまいます。
こう言った場合、主な原因は「ストレス」なので、
セロトニンを多く分泌させるとストレス緩和機能が働き、
ノルアドレナリンが正常に分泌されるようになります。
★過剰分泌時の不具合:
セロトニン症候群と呼ばれる頭痛、めまい、吐き気等、
様々な症状に見舞われる場合があります。
セロトニン中毒とも呼ばれます。
通常の生活を送っていて、いきなり見舞われる事は
まずありませんが、うつ等の治療のために、
薬物を摂取していると起こる事があります。
特に2種類以上の併用での発症例が多いとの事ですので、
担当医師とのしっかりとした意思疎通が必要となります。
・・・以上、前回今回と「三大神経伝達物質」について
レクチャーさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
各物質とも、もれなく大活躍しており、どれ一つとってしても
無駄なものはなく、さらに、どれか一つが過剰に分泌されたり、
逆に著しく不足するのはよろしくない、
と言う事実も、しっかりとご認識いただけたかと思います。
さて、次回以降からいよいよ当講座もクライマックス。
具体的に、どうやれば三大神経伝達物質の働きの質を高める
事ができるのか、と言う部分をガッツリとレクチャー
させていただきます。
乞うご期待ください!!
※この方法を使えばセロトニンが恐ろしいほど
分泌されまくり、精神安定状態にもっていく事ができるのですが、
実は数千年前から知られていた方法であり、
想像を絶する程の歴史があります・・・
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