ドーパミン、ノルアドレナリン等の、三大神経伝達物質の分泌量を増やす方法
【勇飛健康講座】うつ(鬱)とストレス改善
ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンの分泌量を増やす方法
さて、久方ぶりに「神経伝達物質」の話題に戻ります。
軽く復習ですが、そもそも何故ここまで回を割いて
ストレスについてレクチャーさせていただいたかと
言うと、
「ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン」
の三大神経伝達物質の分泌が不足する一番の原因が、
「強度のストレス」
だからです。
この場合のストレスとは、当然ユーストレスではなく、
ディストレスですね。
だからこそ疲労や不眠、頭痛等の身体的不具合や、
精神的な不調が発生してしまうわけです。
・・・では、どうすればこれら三大神経伝達物質の
分泌を増加させる事ができるのでしょうか?
下記それぞれ物質毎に、列挙致します。
★ドーパミンの分泌量を増やす方法
その1:【「チロシン」を多く含んだ食物を摂取】
⇒チロシンは「アミノ酸」の1つ。
バナナ、アーモンド、アボカド、低脂肪乳製品、
らい豆、ゴマ等に含まれているとの事。
その2:【抗酸化作用を持つ食物を摂取】
⇒抗酸化につきまして、また別の講座で詳しく
ご説明致します。
ベータカロチンやビタミン類を多く含んだ果物や
野菜を摂取してください。
その3:【適度な運動】
⇒運動の効用は近年大変重要視されております。
適度な運動を実施すれば、ドーパミンだけでなく、
ノルアドレナリン、セロトニンの分泌もベストに
調整してくれます。
その4:【睡眠】
⇒考えたり感じたり等の、精神的活動によって、
脳の「大脳皮質」と言う部位で、ドーパミンが消費されます。
そして睡眠中はその消費されたドーパミンを補充する事が
できます。
その5:【興味のある事に没頭】
⇒これは科学的に正確に解明されているわけでは
ありませんが、興味のある事に没頭すれば、
ドーパミンの分泌量が増える傾向にあります。
★ノルアドレナリンの分泌量を増やす方法
その1:【「チロシン」を多く含んだ食物を摂取】
⇒上記ドーパミンと同じく、チロシンが摂取がポイントと
なります。
バナナ、アーモンド、アボカド、低脂肪乳製品、
らい豆、ゴマ等に含まれているとの事。
その2:【自らを適度な緊張・興奮状態に置く】
⇒ノルアドレナリンは交感神経を働かせるために必要
となってくる神経伝達物質物質なので、交感神経を
できるだけ働かせる状況に身を置くと、
分泌されやすくなります。
一番いいのは、仕事に真剣に取り組む事です。
真剣に取り組むと、当然ながら緊張状態に身を
置かれますので、多く分泌されます。
ただし、あまりに無理をしすぎると、分泌過多となり、
自律神経失調症やうつ(鬱)の症状が出て来ざるを
得ないので、お気をつけください。
・・・今回はドーパミンとノルアドレナリン、
二点の紹介でとどめ、セロトニンにつきましては、
次回ご紹介します。
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