【腹式呼吸メルマガ】第9号:呼吸力の差
酸素が足りないと体中が錆びてしまう・・・
酸素不足によって、せっかく摂りいれた食物が燃焼されなくなり、
不完全燃焼となって、体中が酸化して錆びていく。
また、活性酸素が発生し、酸化が促進されてしまう・・・
と言う事でした。
それほど酸素は重要と言う事ですね。
その重要な酸素ですが、実は今、ある「二つの理由」から、十分な量を自然に摂取することが難しくなってきているのです・・・
その二つの理由とは!?
ずばり、
「呼吸力の低下」
と、
「環境要因」
です。
まずは、「呼吸力の低下」についてご説明させてもらいます。
・・・かつて、人類の主な文明は基本的に「農耕社会」がメインでした。
農耕社会とは、農作物を生産し、その余剰生産物によって文明を発達させていく社会です。
詳しい解説は省きますが、これはつまるところ、
「農業を行う事がメイン」
となるわけです。
社会の構成員の多くが、農業従事者になると言う事ですね。
現近代以前の社会の農業従事者は、どのような文明であっても例外なく、約「8割」。
つまり、ほとんどの人が農業に従事していた。
そう考えてください。
ここで、「で、農業と呼吸とどう関係があるの?」と疑問を感じる方が続出していると思うのですが、
「超おおあり」
なんです。
ご説明します。
こういう話しはまず一般に聞かない話しだと思うので、
よく聞いてくださいね。
教育にも深く関わっていく話しだと思います。
農作業って文字通り色々な作業を行います。
しかも同じ農業とは言っても、現代の農業とは違い、当然ながら機械類は一切なく、基本的にはすべて「人力」です。
すべての作業を人力でこなすのです。
さて、その作業の中で、非常に重要なものがあります。
それが、土を耕す、
「耕しの作業」
です。
鍬(くわ)と呼ばれる用具を使って、農地を耕すわけですね。
もちろん、耕し以外にも使いますが、重要なのは、
「その作業の動作」
なのです。
そうです。
ご存知、
「(鍬を)振り上げて下ろす」
という動作ですね。
振り上げて、下ろす
振り上げて、下ろす
振り上げて、下ろす
振り上げて、下ろす
この動作をひたすら続けていくのです。
するとどうなるのか?
腕、肩、腰、体全体がバランスよく使われて、「丹田」が鍛えられます。
「丹田」についてご説明すると長くなるので、また後日とさせていただきますが、とにかく丹田が鍛えられるので、その結果、それはそれはもう深い呼吸をする事が可能になります。
・・・と言ってもこれではあまりにも何のこっちゃわからないので(笑)、少しだけ解説しますと、つまるところ、「お腹」が鍛えられる、と言う事ですね。
腹(胆)を鍛える。
鍬を使った農作業をすれば、いやでもこれが鍛えられるという寸法です。
直接的な農作業のほかにも、昔はとにかくとにかく、「体を使ってなんぼ」
だったので、生きていくと同時に、嫌でも自然に絶対に身体中が鍛えられたわけです。
風呂一つわかすのでも、わざわざ山から木を運んできて、それを薪とするために、今度は薪割りの作業を行い、くべてから、火をつけ、やっと風呂にありつける、と言うありさまです。
今みたいに「ボタン一つで全自動でピッ」なんて事はありえなかったわけですね。
で、丹田・腹が鍛えられて、がっつりと深ーーく呼吸(腹式呼吸)ができるようになるわけです。
深い呼吸をすると言うことはすなわち、
「多量に酸素を取り入れられる」
と言う事です。
こう言った理由から、昔の人は現代人と比べ、その身体に酸素を多く取り入れられたわけです。
が、しかし!!
私達現代人は、あまりに致命的すぎるほど、
「深い呼吸をする能力=呼吸力」
が低すぎます。
ショボすぎます(涙)
俳優や声優、アナウンサー等の、「声を使う仕事」をしている人以外は、おそらく訓練をしていないと思うので、実質「ゼロ」に近いですね。
呼吸力。
だって、農作業なんかしないし、お風呂入るのも、ピッと指でボタン押すだけですむもん。
ですので、絶対的にあなたは呼吸法(腹式呼吸)を体得する必要があるのです!!
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次回、第二の理由、
「環境要因」
についてご説明します。
これは第一の理由「呼吸力の低下」より、絶望的です。
呼吸力は鍛えさえすればなんとかなりますが、環境はなかなかむずかしい・・・
次号はぜひ必見です!!!