【腹式呼吸メルマガ】第26号:有酸素運動と無酸素運動
三大生活習慣の最後の一つは・・・
「運動」
です。
人間と言うのは実は運動をしなければ「生きていけない」のです。
何故かと言うと、「筋肉が衰えるから」なんです。
筋肉が衰える事によって、全身に様々な不具合が発症
してしまいます。
不具合の内容を列挙していきますと、
●骨のカルシウムが溶け出してしまう。
●関節の働きが弱くなる。
●筋肉が使われなくなるので、ちょっとした動きで怪我をしやすくなる。
●心肺機能や内臓の働きが低下。
●刺激がなくなるので脳の働きが低下。
●血管が硬くなり、血行が悪くなる。
●代謝が弱くなる。
等々になります。
う~ん、見事に生活習慣病に陥ってしまう感じです・・・
さて、では「ならばどういった運動をすればいいのか」と言う部分が
気になるところですよね?
結論を言いますと、
「有酸素運動」
が良いんです。
有酸素運動・・・
健康に興味のある人は聞いた事がある言葉かもしれません。
主に、ダイエットで使われる言葉ですね。
有酸素運動とは、
「全身に酸素を供給しながらする運動」
です。
これとは逆に、「無酸素運動」と言うものがありますが、
これが世間一般にイメージされる運動ですね。
「全身の酸素を消費するほどの激しい運動」
汗だくになって、ハァハァ言いながらする運動です。
この無酸素運動、身体の酸素量を減らすわけですから、
当然乳酸等の疲労物質が発生し、疲れます。
その代わり、負荷を与える代償として、
筋力や体力を増強することができます。
対して有酸素運動は、ストレス発散、リラックス効果、
心肺機能強化、血行の改善、代謝の活発化等々の効果を
得る事ができます。
しかし無酸素運動が一概に悪いと言うわけではありません。
たまに無酸素運動が悪い、と言う専門家もいますが・・・
目的に応じて使い分けるといいと思います。
しかし、健康と言う観点から観ると、やはり酸素を十分に補給
しながらする運動、すなわち、酸素を大量に消費しきらない運動
をメインで実施するほうが良いと思います。
酸素の重要さはこれまで散々ご説明させてもらったので、
わかっていただけると思います。
・・・次号に続きます。
ちなみに、酸素を十分取り入れる事のできる、腹式呼吸を極めたければ、こちらの健康WEB講座をご受講いただければと思います。