精神疲労のかかり具合、ふさぎ込みには波がある

※前回の記事(まだ読まれていない場合はお読みください)


[tip]その3:襲ってくる疲れの波(バイオリズム)で判断[/tip]

肉体的疲労の場合は、身体への負荷のかかり具合がそのままダイレクトに疲労へと反映されますが、精神的疲労の場合、疲労のかかり具合の変動、差異が波のように激しい場合があります。


つまり、日や時間帯によって非常に重い疲れに襲われる時もあれば、比較的軽微ですむ時もあります。


ご存じかと思いますが、人間の身体の調子、生理機能等にはバイオリズムと呼ばれる一定のリズムがあります。

※一般に、調子のよい時期は「高調期」、悪い時期は「低調期」と呼ばれます。


例えばわかりやすい例を示しますと、女性のいわゆる「生理・月経」がございますが、これは心身ともに調子の高低が出やすい現象になります。

度合がひどい場合は、月経前症候群(PMS)と呼ばれ、心身ともに大変な苦しみを味わってしまうそうですね。



精神、心の調子の方が高・低調期間の落差が激しい傾向にある


さて、このバイオリズムですが[warning]実は精神・心の調子の方が身体の調子に比べ高低の度合が激しい[/warning]

のです。


身体の調子(バイオリズム)は、特に激しい負荷にさらされる事なく、通常の生活を送っている場合は、そこまで激しい変動はありません。

変動がある場合は、せいぜい寝起き時や、炎天下の直射日光にさらされて歩きまわったり、年齢や体力等考えず、慣れない運動を激しくしてしまった後、くらいではないでしょうか?


しかし心、精神的なバイオリズムは、上記のように比較的安定しているものではなく、ちょっとしたきっかけですぐに上下の波が発生するような、非常にやっかいなものです。

あなたも日によっては、突如訳もなく強い怒りや悲しみに襲われたり、ついつい家族や部下等身近な人を「理不尽」に叱ってしまったりする事があるでしょう。 (場合によっては嫌がらせや意地悪をしてしまう事も・・・)


これは私もかつて経験した事があるのですが、あまりにひどすぎた日は、2,3日後に冷静になってその日の事を振り返ってみると、何故あれだけ怒りまくっていたのか、むしろ不思議になります。

やはり根底に何らかの精神的ストレスを感じてしまっているがゆえに上記現象が起こってしまうわけです。


精神的にふさぎこんでいる時に仕事や学業に勤しんでもなかなかうまくいかず、疲労感に苛まれてしまいます。


もしも不定期に上記精神的ふさぎ込み&疲労感の現象・症状が襲ってくるようであれば精神的な疲れを疑った方が良いかと思います。


※回復させるにはこう言った健康法を実施するのが有効です。


続きます。

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